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『第1回おさらい会』『第24回サマーふぇすてぃばる』を終えて

皆さんこんにちは。横浜青葉ダンススタジオの小幡朱里です。

先週末7月21日(金)、スタジオ内にて"第1回おさらい会"を開催いたしました。

応援に駆けつけてくださった皆様、ご覧いただき、どうもありがとうございました。

 

横浜青葉ダンススタジオでは、生徒さんの“好き”をいつも一番に大切にしたいと考えています。

 

今日のブログでは、おさらい会・発表会の演目選び、そして普段どのように振付指導をさせていただいているかについてをお話ししますね。

私は9年間劇団四季で活動していましたので、劇団四季作品やディズニーミュージカルの中から音楽を取り上げたり、その他にも舞台やミュージカルには精通していますので、その様々な選択肢の中から選んで進めています。

もちろんオリジナルの振付作品を発表したり、いつか楽曲作曲、そして作詞から完全オリジナルで創れたらいいなとも考えています。

今は生徒さんから「こんな歌が歌ってみたい」「こんな踊りを踊ってみたい」とご相談をいただいて、私が生徒さんのイメージに合った役柄や演目を選んで、実際にステージで披露できるようにご希望に寄り添いながら、練習に取り組んでいます。

普段のレッスンの中では

・身体や身体の使い方の理解

・呼吸を自由自在にコントロールすること

・基本に忠実に踊ったり歌ったりすることの重要性

を生徒の皆さんに繰り返しお伝えしています。

今回も舞台に向けて特別な準備をすることは無く、クラスの中で時間配分を半々くらいにして完結させました。

生徒さんがせっかく一生懸命やっているのに陥ってしまうパターンに、

過度な緊張だったり、頑張りがあります。

表現としてはそれは「力み」となって、表に出てしまうんですね。

それがお客さんに伝わってしまうとどうでしょうか?

 

作品のテーマが伝わりづらかったり、「感動」には届きにくいですよね。

人を感動させるには、頑張りを見てもらう、頑張りを見せない、どちらの方法ももちろん存在していると思うのですが、

本人が何かを表現しているあいだ、自分の心を自由に動かせていないといった場合は、観てくれている人にも伝わらない場合がほとんどかなと思います。

YADSでは、常に心を動かして表現するレッスンを取り入れていますよ。

そして、大事な身体の使い方についてですが、

こちらは情報が溢れかえっている現代の世の中で、解剖学知識だったり専門知識が必要ではありますが、私はいつも初めて聞いた言葉だとしても、それが何のことか分かりやすいように説明したり指導することを心がけています。

後でそれってこれのことね!とか、こうゆうことだったのね!とどこかでその知識が繋がったら良いな、という願いも込めているんですね。笑

そして、身体の使い方は、トレーニングの積み重ねとなるので一朝一夕で身につくものではないと考えています。

やはり継続的なレッスンが必要になります。

バレエ・ダンスが上達したい、オーディションに受かったり、将来仕事としてやっていきたい、プロになりたい、そう思ったときにはレッスンの質と量の両方を確保することが望ましいと思います。

 

おとなが趣味で続けていくのにも、もちろん同じで、踊るための身体づくりをするのとしないのでは、踊りの完成度がまるで違うのです。

 

歌であれば、高音を出すための身体づくりなど、人前でパフォーマンスをする時に準備できることはいくらでもあります。

 

そして身体の使い方がわかっていないと、大好きなバレエもダンスも、ケガや痛みのせいで楽しんで踊ることができなくなってしまいますね。

間違った使い方を続けることで一部だけに硬い筋肉がついて、やがてそこから歪みを引き起こしたりと、深刻な状況に陥ってしまう可能性もあります。

歌であれば、大事な楽器である自分の喉を思うように使えないことで声を枯らして、結節を作ってしまったり、失敗が怖くなって思うように声が出なくなったり…。

練習ばかりしているのに、上達できず、最後には人前で歌うことに苦手意識を持ってしまう、なんてことはとても悲しいことですよね。

 

今回このおさらい会という人前で発表する機会を経て、生徒さんたちは何倍も成長できたように感じます。

そしてこういった身体の使い方についても、自分の実体験として、日々やっていることの意味を実感できたのではないかなと思います。

 

バレエであれば、ポジション(型)や振付、作品理解、ダンスも振付やその音楽

歌であれば、楽譜にある情報=リズム、音程、コード(和音感)そして大事な歌詞

お芝居であれば、台本にある情報=ことば、いつ?だれ(どんな人)が?どこで?何をして、どんな目的、対立、葛藤があるのか?

など、これらを深く理解して練習に取り組むことが重要です。

 

「本番」や「ステージ」を意識し、短期間に集中することで、生徒さんの成長度は桁違いにアップします。

既に、会やステージが終わった今、新たな目標を設定してそこに向けてやるべきことに取り掛かれている生徒さんがほとんどであること、本当に頼もしく思っています。

 

ぜひこのブログを読んでくださっている皆さんも、短期目標の設定と、そこからの逆算練習を取り入れてみてもらいたいです。

 

時間は人生そのもの。

限りあるものなんだと感じて、一回一回のレッスンにも真剣に取り組むことができますよね。

 

 

おさらい会の翌日22日には、

第24回サマーふぇすてぃばるいちがお2023にオンステージさせていただきました。

初参加でしたが、こちらも参加させていただき本当に良かったなと思いました。

振り返ってみると、ミュージカルダンスは1か月前という直前からだったのにもかかわらず、振付を覚えて、すごく早いリズム曲調においても、手脚や上体、目線をコントロールさせて踊れました。

照明は無くとも、衣裳をつけることで、かっこよく一つにまとまることもできたのではと思います。

ご覧になった方々からお褒めの言葉をいただいて大変嬉しかったです。

夏らしい演目を探していたので、モアナより「どこまでも」の方は浴衣を着て披露しました。

5月に開講したばかりのフラの生徒さんたちも大活躍。

とても楽しいステージになり、市ヶ尾商栄会の皆様、当日までいろいろとお世話になりましたステージ担当の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

今後もいろいろなイベントや行事を通して、生徒さんそれぞれが目標に向かって健やかに成長していけるスタジオを目指します。

そしていつでも生徒さんがワクワクできたり、好きなことを突き詰められたり、本気で夢を目指せる、生徒さんの希望に寄り添えるスタジオでありたいです。